突然ですが、リゾートバイトはやめたほうが良いです。
僕はリゾートバイト歴4年でどっぷりリゾバの世界に浸かってきました。
全国5箇所を周り、遊園地のアトラクションスタッフからホテルの洗い場まで色々な職種で働き、リゾートバイトの数々の酸いも甘いも経験してきました。
そんな僕がリゾートバイトはやめとけ!というのには理由が4つあります。
- 仕事がきつい
- 生活が不便
- やることがない
- 将来につながらない
1つ1つ解説していきます。
これから、リゾートバイトをしよう思っている方はまずご覧になってから始めるのをおすすめします。
リゾバをやめたほうがいい理由
[icon image=”point1-1-b”]「仕事がきつい」

リゾートバイトといえば

というイメージですが、実際このイメージのままで帰ってくる人はほとんどいません。
理由は、仕事がきついからです!
僕はリゾートバイトで定番の職種であるホテル業は、レストラン、洗い場、配膳、ハウスキーパーと大体は経験しました。
そのどれもが例外なく、きついレベルといえるものでした。
特に1番きつかったのが洗い場です。

洗い場はやったことがない人には分からないかもしれませんが、ホテルの職種の中で1番泥臭い職種です。
とにかく作業!作業!作業!が命の仕事です。
皆さんバイキングとか行ったりしませんか?
無駄に料理を取り付けて、食べ切れもしないのにもってきて・・・
皿もコップも1回使えば全部返却・・・
この洗い物誰がやっているんだろう?と考えたことはありますか?
それ、全部僕がやっていたんです(笑)
場所にもよりますが、皿を洗う担当というのは基本1人なんですね。
そして、人気ホテルだと一回のバイキングで200人近くのお客さんがきたりします。
200人分のお皿を1人で洗っていくんですよ(しかも、バイキング)
時間にしたら6時間位です。
※その時は客室清掃の仕事も他に4時間あったので、1日の労働時間は10時間くらいです。
6時間の間、常に皿だけを見つめ続け、見つめ続け、見つめ続けながら時間を過ごしていきます。
背中が痛いとか、指の皮が向けてボロボロだ・・・なんて言っている暇もありません。
とにかく皿がやってくるんですから。
そんなこんなで2ヶ月皿を洗い続けました。
最後の皿を洗い終えたときは、流石に達成感もありましたし、みんなから多少拍手はいただきましたが、しかし、!
もう2度と、もう2度と、こんな仕事はしない!と心で誓いました。
そんな経験はリゾバはもう辞める!と思わせるような原因でもありました。
でも、この洗い場がたまたまきつかったんじゃない?と思う方もおられるかもしれませんが、僕の経験上、リゾバの定番であるホテル業はどれも例外なくそれなりにしんどかったです。
「沖縄で海が目の前のホテルで働いて、休憩中はビーチでお昼寝。毎日が夏休みのような生活」
リゾバにこのイメージを持っている人がいたら、まずこの夢物語は捨ててください。
[icon image=”finger1-r”] リゾートバイトにブラックは存在する!?
残念ながら、リゾートバイトにもブラックと言われる派遣先は存在します。
具体的には
- 残業が毎日2時間
- 連続14連勤
- 上司の態度がすごく悪い
- 寮がボロすぎる
などといったようなものです。
僕が働いた皿洗いの職場もそれで言ったら毎日残業2時間オーバーなので、ブラックと言えるかもしれません。
ま、ブラック企業の感じ方は人それぞれと感じる部分もあったりするのですが、実際に上記のような口コミが存在するのも事実です。
[icon image=”point1-2-b”] 生活が不便

リゾートバイトは、基本的にリゾート地である離島、温泉、雪山、遊園地などで働くため、住む寮が町外れにあることが多く、生活が不便です。
今まで5箇所リゾバ行きましたが、全て住んだところは一番近くのコンビニは徒歩で15分以上でした。
コンビニ以外のスーパーなどのお店は無いので基本的にはそのコンビニがリゾバ中のライフラインになります。
イオンとかあるにはありますが、基本的に徒歩で行ける距離にはありません。
多分、観光地に大型スーパーがあったら雰囲気が崩れるという意味で無いと思われます。(温泉街にイオンとかあったら雰囲気台無しですもんね(笑))
ですので、自転車・バイク・車とか無いのであれば結構不便な生活が待っているのは間違いないでしょう。
ちなみに僕が体験した中で一番の不便だった場所は、沖縄の西表島です。
この島は人口2000人程度で、島のほとんどがジャングルで覆われている亜熱帯の離島です。
島に100匹しか生存していないと言われているイリオモテヤマネコが有名です。
信号は島に2つで、内1つは学校の教育用に建てられた信号でほぼ機能していません。
パトカーは一応いますが、イリオモテヤマネコより目撃が珍しいと言われています。
そんな西表島で暮らそうと思ったら、ライフラインとなるのは徒歩15分の個人商店一件。
コンビニはありません。
挙句の果てに輸送費で通常のスーパーの1、3倍の価格、品揃えも正直悪い・・・
でも、そこしか物は売っていないので通い続けます。
もし、まとめて買い物したい、大きなものを買いたいという場合は隣の島の石垣島までフェリーで片道40分かけて買い出しに行きます。
料金は往復で確か4,500円くらいです。(西表島の島人になれば1500円くらいになります)
もし、買い物だけを目的とするのなら買い物に4,500円の交通費をかけていかなければなりません。
そんなことを続けていたら、完全に赤字でリゾバの意味がなくなってしまいます。
一応、西表島はAmazonも利用できます。送料も本土と同じ設定です。(確か2000円以上で無料)
それに気がついた僕はAmazonで買い物をしまくったのですが・・・まぁとにかく届きません。
配送まで1週間前後はかかります。ん?こんなん買ったっけ?ということもよくありました。
そして、きわめつけは郵便局です。
なんと寮から7キロもあり(往復14キロ)、徒歩で行くとなると1時間半です。
ほぼ、トライアスロンです(笑)
もし不意にお金降ろさなきゃと思ったのであれば、休みの半日は使わなければなりません。
まぁそんな感じで西表島の生活はお世辞にも快適とは言えない生活でした。
ま、この例はリゾバ内でも極論の話ではありますが、おそらく離島を選択するのであれば似たような生活は待っていると思います。
むしろ、もっと大変なところもあるでしょう。
そして離島じゃなくても、車があったり、電車ですぐ街中に出れるといった今の生活をしていれば、少なからず不便と感じる部分は出てくると思います。
「リゾバ=生活が不便」
リゾバをやるのでしたらこのことは予め理解しておきましょう。
[icon image=”point1-3-b”] やることがない

リゾートバイトの休日は、意外とやることが無いです。
しかし、リゾバ初心者さんであれば
「え?観光とかしないの?」
「海で泳いだりしないの?」
なんて思われる方もいると思います。
もちろん、僕も最初はウキウキで始めたし、「こりゃ、やりたいことが尽きないだろうな」なんて思っていました。
そして実際、最初の1ヶ月はいろいろな所を観光しまくりました。
しかし、そのあとはパッタリと出かけなくなりました。寮に引きこもりです。
あれ?何しにこのリゾート地にきたんだっけ?と思うときもあります。
(まぁ僕だけかもしれませんが)
理由に考えられるのは細かいですが4つあります。
これは先程もお話ししましたが、リゾバは生活環境が悪いので出かけるのにはいちいちお金がかかります。
どっか観光地に行こうとすれば、バス、電車、フェリーなどで交通費だけで1日数千円は必ずかかってきます。
そんな観光を毎休み行うわけにもいきませんし、意外と最初に主要な観光地は一通り見れば、あとは「有名所は見たからもういいか」となってぱったりと出かけなくなってしまいます。
これも先ほどお話した仕事がきついに繋がりますが、仕事が大変だと休みにまで影響したりします。
一番きつかった洗い場のときは、朝11時出勤~夜11退勤で帰宅が11半。
そこから風呂入って、飯食べて、少しくつろいで寝るのが夜中の2時過ぎ。
そして、次の日の休みは11時に起床。
しっかり休みの計画を立てていないのであれば、この時間に起きたらその日はほぼどこにも行きません。
仕事の疲れはあるし、徒歩で歩きまわらなければならないし・・・。
そしてダラダラしてしまい、また次の日の出勤の時間。
リゾバの後半は大体このようなサイクルになってしまいます。
リゾートバイトは基本的に寮費・水・光熱費が無料です。(※場所によっては食費も無料)
そして、寮の良し悪しは個室・相部屋などその派遣先によって違いますが、良い寮に当たれば普通に快適に暮らすことができます。
Wi-Fi付き、テレビ付きなんてところもあり、部屋から1歩も出なくても全然時間を潰せちゃうのです。
仕事で疲れて、ちょっと天気が良くなかったりしたらすぐに「あーもう今日はいいや」ってなって引きこもってしまいます。
これは多分皆さんも多いと思います。

リゾートバイトで友だちができるとしたら、同じ部署とか同じ職種の仲間だと思います。
そして、休みの日遊ぶとしたらその仲間たちでしょう。
しかし、仕事は自分を含めその人達で回しているので基本的に友達と休みが合うことは少ないです。
小規模な職場であればなおのことです。
リゾバでは一応、希望休を申請することもできますが(月の休み8日の中で)、とったとしても月1、2日。
それ以外はほぼ1人での生活です。
僕は働いた先にもよりますが、基本的に仕事をあまり思い出したくないので職場の人とはあんまり会わないようにしていたタイプでした。
ですので、彼女でもいない限り意外とリゾバ生活は孤独なのです。
こんな理由で、後半は意外とやることが無くなってきます。
ただ1つ、僕は釣りという趣味があったのでとりあえず暇になったら釣りに行くことにしてたんでなんとか楽しめましたが・・・
何も目的がない人であれば、3ヶ月とかリゾバをするのであればなかなか暇な時間というのが出てくると思います。
(中には沖縄にPS3を持ち込んで1日中ゲームしてるやつもいました。それは絶対ダメだと思い、僕はそれには染まりませんでしたが・・・)
[icon image=”point1-4-b”] 将来につながらない

これは4年間のリゾバを終えて感じたことなのですが、リゾバに将来はないです。
確かに若いときは、
「一応仕事はしているし、今は考えなくていいや」
とリゾバだけで生活していても特に気にしていなかったのですが、リゾバ歴が長くなり若い後輩が増えてくると自分が必然的に年上になってくるんです。
そんな時、俺、このままこんな年下と遊んでて良いのだろうか・・・と考えるようになってきます。
そして、ふと自分の経歴を見ればリゾバ歴4年。
25歳、ほぼフリーターです。
確かに皿洗いで、何百枚、何千枚の皿は洗いました。
しかし経歴には残りません。
皿洗いのスキルなんて、最初から皿洗いのおばちゃんを目指さない限りこの先、活かされることはないのです。(そもそも男なのでおばちゃんにはなれません)
将来、料理人を目指しているからここで調理の経験を積みたい、ホテルマンを目指してるからスキルを身に着けたいといった目的がなければほぼ稼いで消費するだけの生活になってしまいます。
リゾバは例え、良い職場に当たり今が楽しかったとしてもほとんど将来の仕事に繋がることはないのです。
だって言ったら、リゾバはただのアルバイト生活と同じですからね。
アルバイトって何か目的があってやるものじゃないですか?
学費を貯めたり、海外留学の資金を貯めたり、はたまた俳優になりたかったり、芸人を目指していたり・・・
そのアルバイトだけで一生食っていこうとは考えないじゃないですか?
もし、リゾートバイトだけで生活するとなったらそれをやろうとしてるのと同じなんですよね。
確かにリゾバは生活費がかからないし、派遣だから立場も楽、一生これでやっていこうと思ったらやっていけるかもしれません。
しかし、個人的にはこの生活を40,50歳までやっていくのか・・・と考えたときにそれは絶対ありえません。
親子でリゾバ生活なんて絶対イヤです。
もし、将来を見据えていないのであれば、この先、生かされることのないスキルを身に着けて時間を過ごしてしまうということになるのです。
ですので、これからリゾバを考えている人はリゾバ生活だけに染まらないように気をつけてほしいです。
(そんなの分かっているよという人もいるかもしれませんが、このリゾバだけで生活しているリゾバ難民と呼ばれる人は実際、結構いるのです。)
[icon image=”finger1-r”] じゃあ、なぜ4年間も続けたの?

ここまでさんざん嫌なこと言っといて、は?って思う方もいるかと思いますが・・・
しいて理由を挙げるのであれば、今まで上げたデメリット以上に楽しさが上回っていたからです。
確かに今までお話してきた点があるのは事実ではありますが、それを上手く避けられさえすればリゾバはとても楽しいものになったりします。
そして、リゾートバイトだけでした経験できないようなこともあるのです。
ここからは、今まで挙げたリゾートバイトのやめるべき理由を上手く回避する方法を解説してみたいと思います。
デメリットを避け、リゾバを楽しくする方法
[icon image=”point1-1-o”] 仕事がきついならきつくない職場を選ぶべし

確かにリゾバは仕事がきつい求人もあり、皿洗いの経験も実際あった話です。
しかし、きつくない仕事も中には存在し、上手くその仕事に就ければリゾバは一気に楽しいものに変わります。
ここで、きつい仕事に当たらないようにするポイントをまとめてみます。
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飲食業というのは基本的に時間勝負の世界で、その職種全般忙しいです。
レストランや・キッチン・皿洗いなどですね。
色々と見てきましたがこれはほぼ例外なく最低限は忙しいです。
その施設の規模や、その人の向き不向きもあると思いますが、何もわからない人であれば最初に選ぶのは避けたほうが無難です。
逆に楽な仕事といえば、僕の経験で言えばレジャー系(遊園地・スキー場・アクティビティなど)の仕事ですね。
楽すぎて仕事中は毎日、「帰ったら何して遊ぼうか」と考えていました。
他には客室清掃とかもおすすめです。
リゾートバイトの楽な仕事についてはこちらで語っています。
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いっその事、派遣会社にその職場が忙しいか聞いてしまうのも1つの手です。
「その職場って忙しいですか?」みたいな感じで。僕は毎回聞いていました。
するとその職場の
- 残業時間
- 1ヶ月どのくらい稼ぐ人が多いか
- 働いた人の口コミ
- 期間の満了率・延長率
- 派遣社員の数(仲間がどのくらい働いているか)
などを答えてくれます。(答えなかったらこちらから聞きます)
それらを聞いて、全体の口コミを評価し、求人を選んでいきます。
派遣会社は自分の会社を通して働いた人の情報はすべて持っているし、働いた人が途中で辞められたりすると派遣会社の信用がなくなるので、聞いてみると意外とすんなりと答えてくれます。
この方法はおすすめです。
以上のポイントを押さえれば、ブラックに当たる確率はグッと落ちるはずです。
リゾートバイトも要は、仕事の選び方なんですよね。
全国に何千件というお仕事があるわけですからその中にはきつい仕事もありますし、楽なものもあります。
これは普通のバイトを選ぶ時、ここは「大変かなぁ」と探すのと変わりありません。
しっかりとした仕事選びをすれば、理想の求人を探していくことも可能なのです。
[icon image=”point1-2-o”] 生活が不便なら便利にすべし

リゾートバイトは生活が不便というお話もしました。
これを避ける方法としては以下3つです。
派遣会社に聞けば、寮の周辺環境を事前に聞くことができます。
- 駅まで徒歩何分ですか
- 近くにスーパーはありますか
- 主な交通手段はなんですか?
などです。そして、あまりにも不便な秘境だったら無難に避けましょう。
お仕事は山ほどあるので、もっと良いのが見つかると思います。
また、事前にグーグルマップで周辺環境を確認しておくのもすごく有効です。
ストリートビューで画像で見れますし「コンビニまで徒歩何分」まで出るので、めちゃくちゃイメージ付きやすいです。
離島じゃない限り、日本にいればAmazonなどのネット通販は2日程度でなんでも届きます。
食料品とかは厳しいですが、その他生活に必要なものは実際にお店で買うのと大差はないのでバンバン利用しましょう。
ネット通販が栄えたおかげで大分と田舎でも不便なく過ごせるようになってきたと感じます。
これら持ち込めるものがある人はぜひ持ち込みましょう。
もし、自転車1台でもあれば行動の幅が大分変わってきます。
僕は途中からバイクを持ち込むようにしたのですが、一気に世界観が変わりました。
それまではせいぜい休みの日はその温泉街周辺か、たまに街に出る程度の生活だったのが、隣の県まで観光しに行ったり、仕事終わったその日に出発するなんてことも可能になりました。
交通費もバイクなんでほとんどかからないようなものですし、リゾバの満足度は結構違いました。
もしそれらが無理な場合は、車を持っている友達と仲良くなったりしましょう。
実際にそれで上手くリゾバを楽しんでいる人もいましたし、1部所に2人位は必ず車持っているやつはいると思うので、ぜひ試してみてください。
[icon image=”point1-3-o”] やることがないならやることを見つけるべし

リゾバでやりたいことがないなら見つけましょう。
僕自身も釣りが趣味だったので、とりあえず時間があったら釣りに行くことにしていたんで暇はしませんでした。
【沖縄で釣った魚です↓(^^)】

僕の周りにいた人では
- プライベートビーチを探しに行く
- 泳いだことがない所を泳いでみる
- 夜はとにかく人を集めて呑む
- その街の居酒屋制覇
- 女の子に声をかけて予定を作る
- バイクでツーリング
などをしている人がいました。
他にもリゾバにはスキー場だったらスキー場リフト乗り放題や、温泉街だったら温泉入り放題の特典がある求人もあるので、予定作れそうにないという人はそういう所を探してみるのも良いと思います。
確かに、何もやることが無いと思う日もあったりしますが、意外と自分の楽しみ方次第だったりもします。
寮に引きこもっていて、そのまま過ごせば確かに何も起きませんが、ちょっと周辺散歩してみたり、同じ派遣の人に声をかけてみたりすれば以外な出会いというのもあったりします。
仕事が忙しいという話もしましたが、そういう仕事はまず避ければ良いし、1ヶ月もすれば体は慣れてくるという部分もあります。
リゾートバイトは意外と終わってみるとあれやっとけばよかったなと思い返す事もあったりします。
僕の場合は西表島でもう少し色々なツアーに参加しとけばよかったなとか。
(お金のことや、生活に慣れてしまっていつでも行けるだろと思ってあまり行きませんでした。)
考えてみると「あ、もう今できないじゃん!」と思うことばかりで後悔することも多かったり・・・
ですので、「ちょっとやる気ない」ときでも、「お金が・・・」というときでもリゾバではアクティブに動いてみることをおすすめします。
憧れの土地に住めるわけですから、やりたいことなんて探せばいくらでも見つかるはずです(^^)
[icon image=”point1-4-o”] 目的をもってリゾバをやるべし

最後に目的を持ってリゾバをするべしですが、これはまさにそのとおりです。
皆さんには僕みたいに何も考えずに4年過ごして、いい年したフリーターにはなってほしくはないのです。
リゾートバイトは意外と現実逃避みたいなところがあり、何も考えていない人からしたら
- とりあえず働いているし
- 生活費かからないし
- 同じような仲間もいっぱいいるし
- とりあえず楽しいし
- その内ちゃんとした仕事探すし
といったような理由でダラダラとリゾバを続けてしまいがちです。
確かにリゾートバイト中は楽しい時間も過ごしましたし、普段ではできないような体験もいっぱいしました。
それはそれで宝と言える部分はもちろんあります。
しかし、いざ辞めてみると自分が何をしたら良いかわからないのです。
正直、普通に就職するのは絶対嫌でしたし、かと言って何か起業でもするのか思えば、知識も経験もゼロ。
先程も言いましたが、リゾートバイトで一生食っていくわけではありません。
これからは何か自分の道を探さなければならないのです。
そういった意味では何も考えずに過ごしたこの4年間は無駄だったなと思う部分もあったりします。
偉そうなことを言って申し訳ありません。
しかし、僕みたいに何も考えなしにただ生活していくためだけにリゾバをしていって、気づいたら「やりたいこと&そのための経験」が無一文のような人にはなってほしくないのです。
もちろん中にはリゾートバイトをして、
「ワーホリに行く資金を貯めることができた。」
「将来の料理人の夢に向けて調理の経験を積むことができた」
「この土地の住み心地が良いからここで暮らしていくことを考えよう」
「この会社良かったから、正社員になれるように頑張ってみよう」
と、このような将来に繋がるようなリゾバをする人もたくさんいました。
こういった目的があった人、しっかりと将来に繋げられる経験ができた人にはリゾートバイトはやってよかったと思えるような経験になるでしょう。
「ちょっとお小遣い欲しい」や「彼女欲しい」、「一度あの場所に住んでみたい」などといったちょっとした理由でも構いません。
ちゃんと目的があれば、それが達成すればその期間で辞められますし、次にやりたいことが見つかると思います。
リゾバを始めるときは、目的は何か、自分が将来どの様になりたいのか、をある程度見据えた上で始めるようにしたほうが良いです。
目的があった状態であれば、リゾートバイトは
- 寮費・水・光熱費
- 憧れの土地に住める
- ガッツリ稼げる
- 出会いも多い
とメリットもたくさんあり、最高の体験ができることは間違い無いと思います。
今回お話したデメリットを受け入れられ、避けることができ、且つ、目的をしっかりと持っている人にはリゾートバイトはおすすめできます。
今すぐ身支度を整えましょう(^^)