リゾートバイトとは、全国各地のリゾート地に住み込みで働くバイトのことで、寮費、水・光熱費、交通赴任費などの経費が一切かからず好きな場所に住みながら働くことができます。
時間が空いた人であれば一度はやってみたいと考えた人もいるのではないでしょうか?
しかし、ネットで「リゾートバイト」と検索すると同時に「きつい」というワードが出てきたりします。
調べてみると
「リゾートバイトはきついからやめたほうがいい」
「リゾートバイトはブラック企業だよ」

なんて口コミがあったりして、これからリゾバをやろうと考えていた人には見過ごせない情報が出てきたりします。
リゾートバイトは本当にきついのでしょうか?
この記事ではリゾートバイトだけで4年、全国5箇所を回ってきた僕がこの疑問について解説しています。
また、それだけではなくきつい職場に当たらないためのお仕事の探し方もまとめています。
リゾートバイトのお仕事選びに失敗したくないという人はぜひ、参考にしていただけたらと思います。
リゾートバイトでいう「きつい」とは?
お仕事でこんな条件だったらしんどいなと思う要点をまとめてみます。
- 労働内容がきつい(力仕事、立ち仕事)
- 休みが少ない、拘束時間が長いなど
- 人間関係が悪い
- 寮の設備が悪い
- 周辺環境が悪い
- 食べ物が美味しくない
- 逆に稼げない
※これはリゾートバイトに限った話ではない部分もあったりします。
リゾートバイトがきついと口コミを書いた人はおそらくこの中のどれかの条件に当てはまっていると思います。
確かにこんな職場あったら嫌ですね。
リゾートバイトはお金も稼げて、思い出もできる!なんて楽しそうなイメージが少なからずあったりすると思いますが、もしそれが表面だけで、実際は労働ばかりでブラックな職場だらけ、なんてことだったら最悪ですよね。
実際のところはどうなのでしょう。
それでは、これらのような職場はあるのか!?を僕自身の実体験を元に解説していきたいと思います。
1、労働内容がきつい

リゾートバイトは全国各地で募集がかかっており、職種も様々で、以下のようなものがあります。
- ホテル:レストラン、調理、洗い場、フロント、ベル、客室清掃、売店
- 旅館:仲居、配膳、調理、洗い場、全般業務
- 海が近い施設:マリンスタッフ、ビーチスタッフ、ダイビングショップ業
- 遊園地:アトラクション案内、受付、チケットもぎ、レストラン、売店
- スキー場:リフト係、総合案内、レンタル、インストラクター
- その他:ツアーガイド、キャンプ場スタッフ、ゴルフ場スタッフ
これ以外にも多種多様な職種が存在します。
基本的には接客業、または裏方業務で、内容的には一般的なバイトとそこまで大差は無いです。
普通のファミレスやコンビニ、ホテルでのアルバイトをイメージしてもらえれば大丈夫です。
ただ、仕事がきついと感じる人の中に多いのは「レストランで歩き回るのがつらい」というものがあったりします。
確かに働き先によっては、200人規模の大きな会場でバイキング形式のレストラン業もあったりして、食べ終わったお皿の下げるタイミングを見たりしながら、ドリンクのオーダー取り、料理の補充、アテンド(接客)などを同時にやったりするので、とにかく動きっぱなしできついと感じる場合があります。
僕もそうでしたが、最初の一週間くらいは体が慣れていないせいかとにかくクタクタで、筋肉痛も痛くて、帰ったらそのまま寝るという状態が続きました。
また、レストラン以外にも洗い場や、客室清掃なども経験しましたが、最初の一週間は本当に大変で正直帰りたくなったことも何度かありました。
しかし、逆に最初の一週間さえ乗り切れば体は慣れてきて、そこまできついと思わなくなります。
むしろ余裕が出てきて、暇な時には友達と喋ったり、仕事内容に気が向けるようになったりして仕事にやりがいを感じてきたりします。
そして一ヶ月も経てば完全に体は慣れ、「休みはどこ行こうかな」「あの子かわいいな」なんて気持ち的にも余裕が出てきたりします。
リゾートバイトのしごとがきついと感じるかどうかは慣れるまでの最初の1週間がキモです。
最初は新しい土地、新しい仕事、新しい人間関係で大変だと思いますが、「とりあえず最初の一週間は耐える」という気の持ち方で挑んでみてください。
ただ、やっぱ飲食系は忙しいかも

とはいっても、やはりホテルの飲食系(レストラン、調理、洗い場)はどこも忙しい印象がありました。
レストラン系は「時間との勝負だ」という感じでとにかく動き回り、また、みんな急いでいるせいかイライラしたり、厳しい上司に怒鳴られることもよくあったり・・・。
場所によってはのんびりしたところもありますし、やりがいを感じやすい職種なので「飲食系に興味がある」「接客が好き!」という人はやってみてもいいかもしれません。
ただ、特に職種にこだわりがなく、とにかく忙しいところは避けたいという人は飲食系は無難に避けたほうがいいと思います。(個人の感想です)
2、拘束時間が長い・勤務形態がつらい

これはいわゆる「残業が多い」「休みが少ない」という辛さです。
リゾートバイトは通常は
- 一日8時間勤務
- 週休2日(月8日やすみ)
が一般的です。
しかし、これもピンきりで
- 1日11時間労働(残業3時間)
- 月4日休み
という過酷な労働時間のところもあったり、逆に
- 一日6時間労働
- 月10日休み
といっためちゃめちゃ楽なところもあったりします。
リゾートバイトがきついという人はもちろん残業が多いからだと思いますが、確かにこれは僕も経験しているのでこの辛さは分かります。
一度、熱海の超人気ホテルで働いたときは元々シフトに11時間勤務が組み込まれていて、「今日は残業お願いね」という申し出もなく、自動的に毎日11時間労働でした。(飲食系だったので、終わりが遅ければ12時間勤務になることもしばしば・・・)
もちろん、その分の残業代は出るので稼げるには稼げるのですが、とにかく疲れて、休みの日は昼過ぎまで寝ていて、せっかくの熱海なのに観光どころじゃありませんでした。
このような職場にあたってしまうときついと感じるかもしれません。
残業がない職場も選べる

とはいっても、このような残業ばかりの職場だけじゃなく、普通に定時出勤で帰れるところもたくさんあります。
そして、それは仕事を探すときにちゃんと選ぶことができ、派遣会社に確認すればその職場の労働環境が確認できます。
具体的には
- 「残業はどのくらいありますか?」
- 「休みはどのくらいありますか?」
といった感じで確認しておけば大丈夫です。
リゾートバイトの派遣会社はこれらの情報も把握しているので、聞けばちゃんと教えてくれます。
「残業が多かった」「拘束時間が長い」という人は事前の確認不足の場合が多いです。
時間に余裕を持ってリゾバしたい人は、必ず派遣会社に確認しましょう。
繁忙期には残業が多くなる
ただ単に忙しい職場以外には、ゴールデンウィーク、夏休み(お盆)、シルバーウィーク、年末年始などの繁忙期が理由で忙しくなる場合があります。
これらの時期に入ると残業が多くなったり、連勤が続いたりすることが多いです。
遊園地で働いたときは一日6時間勤務が10時間勤務になり、7連勤務とかよくありました。
とはいってもそんなに忙しい日が続くわけではなく、せいぜい1週間~2週間くらいなので、なんとか気合で乗り切れたりします。
ただ、どうしても忙しいのが嫌だという人はこれらの時期は避けて探してみると良いと思います。
勤務形態できついと感じる場合

リゾートバイトには旅館の仕事も多く、中抜け勤務のシフトがあったりします。
中抜けシフトとは、朝3~4時間働いて、日中は休みで、夕方から4~5時間働くという感じの勤務形態です。
ここで中抜け勤務のスケジュールの一例を挙げてみます。
6:00時出勤 → 10:00時まで勤務(4時間)
10:00時~17:00時まで7時間中抜け(自由時間)
17:00再出勤 → 21:00まで勤務(4時間)
→合計8時間勤務
これ以外にも、最初の出勤が昼前だったり、勤務終了がもっと遅くなるなど、勤務先によって違いがあります。
[icon image=”finger1-r”] 中抜けの良い点
中抜け中は基本的には自由時間ですので帰って寝てもいいですし、観光しに行っても大丈夫です。
平日の人の少ないときに外に出られますし、仕事の合間に遊べるのでその辺は魅力的と言えます。
また、労働時間が4時間、4時間と半々ずつに分けられるので体の負担的にも楽だったりします。
[icon image=”finger1-b”] 中抜けの悪い点
朝出勤して夜遅くまで働いているため、中抜けがあったとはいえ、なんとなく一日中仕事していたという感覚になってしまいます。
仕事と中抜けでしっかりと気持ちの切り替えができる人であれば問題ありませんが、僕の場合だと夕方の仕事のことを考えてしまったりしてしまい、あまり休めずなんだか損した気分になりました(それでも給料は8時間分なので)
また、一日に2回出勤をしなければならないという点が面倒に感じたり、生活リズムが不規則なため、体が慣れるまでは苦痛に感じてしまう人もいるかもしれません。
この辺の中抜けの悪い点に慣れない人は、「きつい」と感じてしまう場合があります。
ただ、中抜けがいい!という人も中にはいたりして、やってみないと分からない部分もあったりします。
どうしても嫌という場合は、そもそも条件から「中抜け」を外すこともできるので、それで探せば問題ありません。
3、人間関係が悪い

この問題は、労働内容が大変ということと同じくらい大きい要素でしょう。
確かに職場によっては、理不尽に怒鳴り散らす上司や、性格の悪い主婦のおばちゃんなどもいたりして、精神的に追い詰められるような場面もあったりします。
僕も一度旅館で働いたとき性格の悪い40歳位の先輩がいて嫌な思いをした経験があります。
そいつはよくトイレに引きこもってサボっていたり、よく仕事でミスして怒られているくせに、年下の派遣となると態度が変わり、ちょっとヒマをしていると「自分から仕事さがせや!」と怒鳴なる、めちゃめちゃ嫌な奴でした。
あまりにムカついて言い返して、喧嘩になったこともありました。
そのおかげで職場の空気は最悪でしたが、仕事上付き合わなければならなく2ヶ月間黙って働き続けました。
全然楽しくなかったです(笑)
仕事内容はそこまで苦痛じゃなかったのですが、一人の理不尽な先輩のせいですべてが台無しでした。
正直そこの温泉街は2度と行きたくないです。(温泉街自体はいいところですが・・・)
運が悪いとこの様な職場にあたってしまう場合があります。
人間関係が良い所もたくさんある!

全然楽しくない体験談の一方で、沖縄はめちゃめちゃ楽しかったです。
行ったのは西表島という離島で、デパートもROUND1(ラウンドワン)もコンビニさえもない、完全なる離島です。
ホテルの客室清掃として働いたのですが、そこはあまり忙しくなかったこともあり、夕方には仕事が終わるので、帰ってから毎日海で泳いで遊びました。
一緒に遊んだみんなも同じ派遣仲間でいい人ばかりでした。
また、誕生日にはパーティを開いてもらったり、期間満了で仕事が終わる人がいたら送別会で海辺でバーベキューなどをしました。
毎日、遊ぶために働いている感じでその時は「リゾートバイトって楽しいな」と常々思っていました。
その職場は3ヶ月の契約で入ったのですが、延長に延長を重ね、結局1年働いてしまいました。
リゾートバイトは口コミにあるような悪いところばかりはなく、リゾートバイトを100%楽しめる職場もちゃんとあったりします。
ネットの情報はたまたまリゾートバイトできつい経験をした人が愚痴がてらに書き込むという場合があり、良い思いをした人は特に何も書かないので、結果、悪い口コミだけが残ってしまうということだったりします。
4、寮の環境が悪い

リゾートバイトは基本的に寮生活で、相部屋か個室に住むことになります。
口コミには「寮の環境が悪い」という内容もあったりしますね。
具体的には
- 虫が出る
- 相部屋
- 汚い・掃除がされていない
- Wi-fiもテレビも無い
- 部屋に布団と冷蔵庫しか無い
などといった感じです。
実際にこれらの問題があるのかということですが、実際、あります。
・・・というか、派遣先によって違います。
寮はホテルや旅館独自に所有しているものを使うため、寮の環境はそれぞれ違い、上記の要素が全部当てはまる寮もあれば、家具・家電、キッチン、テレビも全部揃っているきれいな寮もあります。
寮の内装や外観は仕事を選ぶときに写真で確認できますが、実際は住んでみないと分からないことも多く、結局は運の要素もあったりします。
ここで僕が実際に住んでみて良かった寮と悪かった寮のお話をしたいと思います。
[icon image=”finger1-r”] 良かった寮
一番良かった寮は、意外にも西表島で働いたときの寮です。(なにもないから、せめて寮だけはちゃんとしてくれたのかも)
この寮は1Rアパートで、室内には
[ベッド、テレビ、エアコン、冷蔵庫、キッチン、風呂・トイレ、Wi-fi]
が完備されていました。


一人暮らしという感じで、何不自由なく生活できました。
この寮はちゃんと管理人さんもいて退寮時は、掃除点検などもあってきれいな状態で入寮できました。
もしかしたら中には、この寮を見て「これで良い寮?」って思う方もいるかもしれませんが、リゾートバイトの寮ってこんなもんですよ(^^)
[icon image=”finger1-b”] 悪かった寮
有馬温泉で働いたときの寮で、1Rで、寮内には
[敷布団、テレビ、流し台、冷蔵庫、エアコン、シャワールーム]
が完備されていました。


設備的にはマシな方なのですが、この寮は管理人さんがおらず、退寮時の掃除も点検していませんでした。
寮を明け渡されたとき「多分きれいやと思います」と投げやりの言葉を言われました。
住んでみて最初は違和感なかったのですが、寝転がって、床を見た途端、目の前に怪しい毛が・・・
そしてよく見渡してみると、他にも沢山落ちていました。
うわぁぁぁぁ!!と思い、急いでコロコロを買ってきて、コロコロしまくりました。

その後も、なんとなく気持ち悪くなり、あんまり落ち着かない寮となってしまいました。
寮が良いか悪いかは当たり外れがありますが、お仕事を探す際に
- 個室か相部屋か
- 寮内に何が完備されているか
- Wi-Fiは通っているか
などは把握することができるので、どうしてもきれいな寮を選びたい!という方は、寮の条件からこだわってみると良いでしょう。
5、寮の周辺環境が悪い

周辺環境は事前に確認しよう

- グーグルマップで調べる
- 派遣会社に周辺環境を聞く
6、食事が美味しくない?



7、労働時間が少ない

労働時間を事前に確認しよう!

リゾートバイトはきつい?リゾバのプロの結論!

バックレ・夜逃げはありか?

結論から言うと、バックレは基本的にやめたほうが良いです。
そもそもバックレや夜逃げなんてする人がいるのか?と思う人もいると思いますが、リゾートバイトでいつの間にか人がいなくなってるということは結構あることです。
実際、過去に西表島で、連絡一つせずに3日目で職場に来なくなり、寮を確認したところ、すでにもぬけの殻だったなんてことがありました。
合わないと思ってすぐに辞めたんだと思いますが、西表島まできてよくそんなに簡単に辞めれるなぁと思いました。
職場の主婦からは「西表に旅行に来たんじゃない?(笑)」とネタにされていました。(自分だったらきっついなーと脇で思っていました・・・)
ま、だからバックレはしない方がいいというわけではなくて、理由は2つあります。
- 給料や交通費が出ない
- そこの派遣を利用できなくなる
の2つです。
[icon image=”point1-1-r”] 給料や交通費が出ない
リゾートバイトは現地までの公共交通機関や飛行機でかかった交通費をある規定額まで負担してくれます。(平均は3万くらい)
しかし、連絡もなしにバックレると当たり前ですが交通費が出ません。
それどころか実際に働いた給料にまで影響が出る場合もあります。
法律により働いた時間分は支払う義務があるのですが、それでも減給される場合があったりします。
[icon image=”point1-2-r”] 派遣会社を利用できなくなる
これも当たり前ですが、一度バックレると次リゾートバイトをしようと思ったときそこの派遣会社では仕事を紹介してもらえなくなる場合があります。
バックレることによって、派遣先と派遣会社の信頼関係も悪くなるので、当然本人の信頼もなくなります。
もし、しばらくリゾートバイトで食っていきたいという人でしたら、連絡なしのバックレは絶対にやめましょう。
ただ、「どうしても人間関係が嫌で」「どうしても仕事が辛くて」という場合はあったりすると思います。
その時は、上司か派遣会社にまずは相談しましょう。
部署を変えるか、仕事を変えるかなど対処してもらえるはずです。
そして、それでも駄目な場合は契約期間を短くしてもらい、そこまでは頑張るという形になります。
この際、交通費は出ないかもしれませんが、お給料はしっかりと払われるし、やめる理由がよほど悪質じゃない限り次からも普通にお仕事を紹介してもらえるので、安心です。
個人的には、合わない職場いくら我慢しても合わないと思うので、そんなに思いつめずすぐに相談したほうが良いと思います。
僕も死ぬほど我慢して期間満了まで終えたときもありましたが、頑張ったで賞を貰えるわけではなく、傍から見てもただ仕事を期間満了までこなしただけで、残ったのはただ、お給料だけでした。
だったら、早めにやめて次の楽しい沖縄での時間をもっと過ごしたかったなと思ったりもしました。
結局、リゾートバイトは半分遊び、リフレッシュのために行っているようなので楽しまなければ意味がありません。
最低限、社会人としてのマナーを持って対応すれば、嫌な仕事と思ったらすぐに辞めても良いと思います。
きつい求人の特徴

バックレどうこう言う前に、まずはきつくない職場を選べば問題が無いわけです。
先程も言いましたが、リゾートバイトは事前のリサーチがしっかりしていればある程度ブラックな職場は回避できます。
ここからは求人の特徴についてまとめてみたいと思います。
- 急募の求人
- 常時募集の求人
- 繁忙期の求人
- リピート&延長率が悪い
[icon image=”check-b-r”] 急募の求人
これは今すぐ人がほしい!という内容で、この求人を出す背景には「人がやめてしまったから」という理由が考えられます。
人がやめてしまうということは労働環境が悪い可能性があるため、注意する必要があります。
気になる人は、派遣会社に急募の理由を聞いてみるといいと思います。
[icon image=”check-b-r”] 常時募集の求人
急募とは逆に年中募集しているものも理由があったりします。
これらは、労働環境が悪いため辞める人が多く、常に人が足りていないという場合が多いです。
長年リゾバをしていれば分かってくるのですが、もし「あれ?この求人また募集しているの?」というものがあったら注意が必要です。
[icon image=”check-b-r”] 繁忙期の募集
これは先程もちらっとお話しましたがGW、夏休み、お盆、シルバーウィーク、年末年始には大量募集の求人が増えます。
これらの時期はほぼ例外なく忙しくなるため、長時間労働になる可能性が高いです。
[icon image=”check-b-r”] リピート率&延長率が悪い
派遣会社にはその職場で働いた事がある人の延長率を聞くことができます。
良いところでは延長率50%とかいうところもあり、延長率が悪いと必然的に働いた人の満足度が低いということに繋がります。
また、次の年もまた働きに来るといった「リピート率」も満足度に関わってくるため、選ぶ基準にすると良いです。
まとめるとこんな感じです。
この求人さえ、予め見破っておけば余程のブラックに当たることは無いと思います。
ただ、ブラックかどうかはその人の価値観だったりするため、「ガッツリ稼ぎたい人は労働時間が長いほうが良い!」と思うだろうし、「稼げなくても好きな仕事をやりたいという人は賃金が安くても働く」と思うので、あとは自分の条件に沿ったお仕事を探してみてください。
1、自分の行きたい場所、働きたい職種、時給、期間等を考える
2、きつい求人の特徴のものを避けながら探す
この2つのフィルターを通して探すと、より希望の求人が見つかりやすくなると思います。
ぜひ、参考にしてみてください。
個人的におすすめな職場
ここで、実際に働いてみて個人的に楽だった仕事をご紹介したいと思います。
[icon image=”point1-1-g”] 裏方業務

裏方業務は一日のノルマが決まっていたりして、それに向けて自分たちのペースで作業ができます。
客室清掃であれば、二人一組でペアになって掃除をしていくので、上司に見張られることもなく気楽に仕事ができます。
また、お客さんの接客による気疲れもしないので接客が苦手という人にもおすすめの仕事です。
裏方業務は体が慣れるまでの1週間位は筋肉痛で大変ですが、慣れてしまえばどの仕事よりもラクにできる職種だと思います。
※注意※
ただ個人的に、裏方といっても皿洗いはおすすめできません。
2箇所で経験しましたが、ただ大変な印象しか残っていません。
黙々と淡々と作業がしたいという人には良いかもしれませんが、自分は駄目でした。
[icon image=”point1-2-g”] 遊園地・レジャー施設

僕自身、2箇所の遊園地で働きましたが、とても働きやすかったです。
仕事内容はアトラクションの案内スタッフで、アトラクションの説明・案内、機械の操作などが主な仕事でした。
特に繁忙期じゃなければお客さんが行列になるわけじゃないので時間には余裕ありますし、基本的にお客さんは楽しみに来ているのでクレームも少ないです。
むしろ、笑顔で話しかけてきてくれるのでこっちも楽しい気持ちで仕事をすることができます。
また、派遣仲間も多く友達も沢山できやすいです。
リピーターも多く、「来年もまたきます!」と言う人が多かったです。
リゾートバイトで職種で悩まれている方がいたら、まずは遊園地・レジャー施設系がおすすめですよ。
[icon image=”point1-3-g”] スキー場

こちらは冬限定ですが、遊園地と並んで人気がある職場です。
仕事内容はリフト係、レストラン、総合案内、レンタル業務、インストラクターなどです。
スキー場の仕事も口コミではラクと言う人が多く、せかせか働きたくない人にはオススメです。
また、特典としてリフト券無料でスキー滑り放題だったり、レンタルスキー・ウェアーなども格安で借りれるところも多かったりします。
スキー・スノボ好きには最高の仕事になると思います。
そして、こちらも派遣仲間が多いので友達ができやすく、出会いが多いです。
冬でリゾバを探している人にはオススメです。
[icon image=”point1-4-g”] 離島

不便な生活に抵抗がなければ、離島もオススメです。
離島はよほど人気の島(石垣島など)じゃない限り人の出入りが少ないため、そこまで忙しくなる事はありません。
シーズンオフであれば、レストランだったらただ立っているだけだったり、2時間くらい早めに帰らせてもらえるときもあったりします。
それでも、生活費無料で住めちゃうので離島好きには都合のいい仕事です。
ただ、逆を言えば稼げないという欠点もあったりします。
また、沖縄であれば更に時給が低くなるのでフルタイムで働いていると言っても、ほぼ大学生のアルバイト程度しかもらえなかったりします。
もちろん、シーズン真っ盛りになればそれなりに忙しくなるのである程度は稼げますが、離島で働くならある程度遊びと割り切って行く必要があったりします。
個人的には離島に住むなんてのはまさにリゾートバイトにしかできないことだと思うので、一度は体験してもらいたいです(^^)
これらは、僕の体験や周りの口コミを元に決めたものなので100%そのような職場環境になる保証はありません。
ただ、「忙しいバイトに嫌気が差した」「リゾートバイトでリフレッシュしたい」という人にはおすすめできます。
ぜひ、参考にしてみてください。
職場選びに失敗しないための派遣会社

リゾートバイトは
- 仕事が一気に探せる
- 仕事を始めるまでの手続きを全部やってくれる
- 交通費・生活費負担などの福利厚生がある
- トラブルを解決してくれる
などのメリットがあるため、基本的には派遣会社を通して働くのが一般的です。
そして、派遣会社の中でも
- 時給
- 案件数
- サポートの質
などの違いがあったりして、ここも慎重に選んでいく必要があります。
基本的には大手と言われている5社
- ヒューマニック
- グッドマンサービス
- アプリリゾート
- アルファリゾート
- ハッシャダイリゾート
に登録していれば、サポートがしっかりしていて、トラブルも少ないのでオススメです。
「アプリリゾート」

「ヒューマニック」

ブラックな職場に当たらないために聞いておくべきこと

- 月にどのくらい稼げるのか
- 残業はあるか
- 休みはどのくらいあるのか
- 期間満了率&リピーター率は高いか
- ぶっちゃけ忙しいか
- 派遣仲間は多いか
- 人間関係でトラブルはなかったか
- 寮はきれいか
- 寮内の設備について
- 現地での移動手段
- 周辺環境について(コンビニ・駅までの距離)
派遣会社は自分の会社を通して働いた人たちの情報なら全部把握しているので、聞けばちゃんと教えてくれます。
例えば「ここは忙しいですか?」と聞いたときも

「ここは人気の旅館で、休みも月4日位になるので正直、忙しいです。ただ、前働いた人で月30万稼いだ人もいるので、稼ぎたい人だったらおすすめですね」
といった感じで教えてくれました。
聞かなきゃ分からない穴場情報なんかも教えてくれたりするときもあるので、気になったことはどんどん質問してみるといいと思います。
逆にここで、あやふやにして聞きたいことを聞かずに終わると後々「聞いていた話と違う」「こんなはずじゃなかった」なんてトラブルの元になるので、ここは自分が納得いくまで質問しましょう。
リゾートバイトをしてみての感想

- 「きつい!」
- 「辞めたい!」
- 「ブラックだ!」

- 「大学を辞めたから」
- 「彼女を探している」
- 「FXの勉強しながらリゾートバイトしてる」
- 「元芸能人で都会の生活に疲れて離島にリフレッシュにきた」
- 「ワーキングホリデーの資金集め」
- 「世界一周のための資金集め」
- 「将来焼き鳥屋をひらくための資金集め」
- 「稼げればいいや」
- 「沖縄の海で泳げればいいや」
- 「彼女できればいいや」
- 「今できることをやっておきたい」
- 「行きたいあこがれの場所がある」
といった願望がある人がいたら、ぜひリゾートバイトをチャレンジしてみてください。